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「改革」が必要なのは案外大声で改革を叫んでいる当人たちの頭の中身だったりして、いずれにしてもこれまでのリーダーたちは集めた金の使い途を誤り続けたのだ。 普通の人々がある程度先のそれなり、クリアな見通しを持てるようなお金の使い方が大切なのに結局できなかったのだ。
その配分の誤りは小泉政権に代わってもまだあまり変わってはいないのだと思う。 だからこそ多くの人は踊らず様子見の姿勢を取り続けているのだろう。
果たして浪費的成長が感要か? これからの主要テーマがここにある。 果たして本当に「経済成長」が必要なのか。
仮に必要だとしてもかつてのような浪費的な消費によるものであってはいけないのではないか。 私たちは世界レベルで考えればもう十分に浪費を重ねている。
世間がどうであれ、それだけで悲観するのは早い、現実の暮らしの進め方は個々のハンドリングに負うところがたくさんある。 環境とは流されるだけのものではなく折り合っていくものである。

ライフスタイルや生活レベルは自らの考えや判断でどうにでもなるところがある。 また、環境的な困難さがその人を大きく強く達しく育てることがよくある。
あなたにはあなた自身の事情・方針・目標・希望・欲求などがあるはずである。 「個別」の行動指針の源泉は常にそこにある。
雑音を忘れ、まず耳を澄ませてみよう。  家計の堅実・安心な運営のためには何よりも「収入の確保」が重要である。
「どの程度の収入があれば安心か」は個々の事情や感覚・考え方などによりそれこそ千差万別だろうが「どの程度の収入が(実質的に)必要か」はある程度一般化することができる。 「必要な支出」分の収入が必要なのだ。
したがって堅実な家計運営のためには将来の「必要種・量」が十分に意識されている状態にあることが望ましい。  家計収支の確固とした現状認識と土台とする将来の予想作業(予算化)が堅実運営のための最初のハードルである。
私たちFが『ライフプランコング』と呼ぶ手法の入り口がこれに当たる。  将来の目標・希望・予定はすべて「支出」として表されるわけであるからプランニングの実施においては「支出」の現状把握と将来予想が「軸」となる。
コンスタントな収入だけではまかなうことのできない「支出」を実現するために貯蓄やローン個人年金や保険・共済がある。 これらを「お金の動かし方=マネー行動」用の言葉に置き換えると資産(資金)運用/貯蓄・投資など資金調達/ローン・キャッシングなど保障(補償)/保険・共済加入など というふうになる。
他に家計は「税金」や「社会(法定)保険料」を支払う。 マネー行動は分裂している? 最も基本的で重要な認識はこれらの行動は「一体」のものであるから連携・バランスが取れていたほうが良いということであり実際の「経営」もそのようであるほど良質であるといえよう。
当たり前のことと思われるかもしれない現実にはこれらが分裂しているケースが非常に多い。  居住用の住宅の1次取得のために住宅ローンを返済中の家計あるいはこれから住宅ローンを組もうとしている。世帯主が3代ぐらいまでの (若い)家計を想定してほしい。

その同じ家計が「老後の不安」を解消する目的で個人年金や終身保険へ長期の養老保険に加入し保険料ないし掛け金を負担し続けているとする。 へ明白な「力の分裂」である。
なぜか。 次のように「目的」を軸と行動を「収入・支出」に還元してみるとわかりやすくなる。
 個人年金等の利用「目的」は通常リタイア後における「収入」の確保・上乗せにある。 このために「現在」の収入の1部を割いて保険料・掛け金の支出に回し遠い将来に運搬しょうとする行動である。
 ではリタイア後の「目的」に軸を置いたとき、「住宅ローン」の利用はどう位置づけられるか。 「支出」の抑制・削減にはかならない方はリタイア後の「収入確保」。
もう一方は「支出削減」。 家計が一体のものであるならば、同じ目的で別々の行動を展開していることになる。
言い換えれば分裂している。 住宅ローンをいきなり打ち切ることはできないので、個人年金の契約を解除し解約返戻金や将来払い込む予定だった保険料・掛け金をローン返済に振り向けるのである。
返済負担が金額・期間ともに大きく軽減される可能性が生まれる。  以上はあくまでも一般論であって、現実に「統合」を考えるには個々の事情や契約状況をよく勘案する必要があるが、大筋に誤りはないはずである。
「分裂」があなたの家計にも存在するかもしれない。 ライフプランニングの実施はこのようなマネー行動上の分裂や木合理をあぶり出す。
「総報酬制」とは月給とボーナスに対して同じ保険料率を課す制度。 これまでは月給とボーナスで料率が異なり、ボーナスにかかる料率は非常に少なかった。

これでは年収に対するボーナスの割合が高い人ほど負担が少なく低い人またはボーナスがない人に負担が大きいという不公平がある。 このような負担の不均衡を是正するために国(厚生労働省)は「総報酬制」を導入したのだ。
全体に月給分は小幅な負担減となっているもののボーナス分は大幅な負担増。 分岐点はボーナスが年間約2・4カ月のところにありこれより多い人は前年より年間の手取りは減り少ない人は逆に手取りが増える。
 これまでボーナスから徴収されていた厚生年金保険料は将来の年金給付には反映されていなかったが総報酬制実施以降は年金額二時金額に反映されるようにボーナスは確実に減る。 健康保険の給付(傷病手当金や出産一時金など)は従来通りでボーナスからの拠出は給付に反映されない。
 社会保険料負担は年間を通じて計算すれば増える人も減る人もいる。 ボーナス分は確実に手取りが減るということを知っておきたい。
 毎月100000円前後手取りが増えたとしてもそれほど実感はないだろう。 1回のボーナスにつき6万円という負担増は確実に家計に影響を与える額である。
ボーナスを頼りに支払い計画を立てている家計はここで抜本的な見直しが必要になる。 多くの健保組合は事業主負担を多めにしているのでこの試算とは多少異なる結果になるが健保組合も17・2%が保険料を上げる計画だという。
健保組合に加入している人は時間差で影響が出るかもしれないから改正内容をよくチェックしておこう。  長期間の予測をするのであれば支出は多少のインフレを見込んだほうがいいが給与収入については「減る場合」の予測も必要。

不況が転じて景気がよくなったとしてもう雇用制度の変化で必ずしも「年功序列」で昇給していくとは限らないからだ。  貯蓄残高で比較してみると10年後の残高は上昇バージョンが882万円へ減少バージョンが259万円。
20年後ではそれぞれ555万円とマイナス376万円となる。 実際には借金して生活をしない限り、貯蓄残高がマイナスになることはあり得ない。
収入が「プラス成長」しない限り、思い描いていた生活はできなくなる。  これから「給与デフレ」で手取り収入が伸びていかないとすれば支出を見直すしかない。
すでに節約をしている人もあらためて家計の支出を年間ベースで見直してみよう。 毎月出ていくものはA欄に交際費や固定資産税など年に何回かの支出はその合計額をB欄に記入する。
 家計簿をつけていない家庭もあきらめずに書類が残っている項目から埋めていくといい。 たとえば、公共料金は通帳を見れば把掘できる教育費等も何らかの書類が残っているはずだ。

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